茨城・笠間栗の高級タルト 30日まで 首都圏カフェ21店販売
茨城新聞
2023年11月8日

茨城県笠間市産の栗加工品を生産する第三セクターの「笠間栗ファクトリー」(社長・山口伸樹笠間市長)と、主に首都圏でカフェを展開するピー・エス・コープ(横浜市)は、笠間の栗を使った高級スイーツ「モンブランタルト」をピー・エス系列の首都圏のカフェ21店舗で販売している。両社は笠間の栗の魅力発信を図る。30日までの期間限定。
「笠間栗のモンブランタルト」は、ピー・エス・コープが運営するフルーツタルト専門店「ラ・メゾン アンソレイユターブル」の東京などのカフェ店舗で、1日から取り扱っている。
商品は風味豊かな栗を使い、大納言小豆入りの抹茶ケークタルトにミルククリームとモンブランクリームを絞り、栗の甘露煮を飾った。1個税込み1280円、ホールは同1万2800円。
同ファクトリーは2021年3月、笠間市とJR東日本水戸支社、JA常陸が出資。全国有数の栗の産地笠間で、栗ペースト、栗の甘露煮を笠間の自社工場で加工し、供給する。栗の香りや食感を損なわないよう、添加物や着色料を使わないのが特長。砂糖の量も控えめにしている。