栃木県は26日、県農業試験場でアジサイの新品種を3種類開発したと発表した。品種名は「キャンディポップ」「スターポップ」「ジュエリーポップ」。いずれも赤い縁取りが特徴の八重咲きで、母の日などの贈答用として消費者ニーズが高いピンク系統でそろえた。4月下旬ごろ販売を始める。
県経営技術課によると、アジサイは近年、母の日を中心に人気が高まっている。栃木県オリジナル品種を県内外に流通させて県のブランド力向上につなげようと、県農業試験場が約6年かけて3種類を開発した。県農業試験場で誕生した品種は計7種類となった。
新品種は濃淡の異なるピンク系統で、「キャンディポップ」はキャンディが散らばっているように小さな花を咲かせることから命名した。「スターポップ」は星のような大ぶりの花にちなんで、「ジュエリーポップ」は丸い形がジュエリーを想起させることからそれぞれ名付けた。
新品種は県内のアジサイ農家が生産し、今季は3品種で計6000鉢が市場に出荷される予定。栃木市岩舟町下津原のとちぎ花センターなどで購入できるという。
福田富一知事は同日の定例記者会見で「素晴らしいものが開発された。プレゼント用にぜひ買い求めてほしい」と呼びかけた。
【写真説明】栃木県が新たに開発したアジサイの新品種(左から)「キャンディポップ」「スターポップ」「ジュエリーポップ」
]]>支援の輪を広げようと、イオンモール高崎(群馬県高崎市棟高町)は、1階レストラン街に寄付ステーション「Heartful(ハートフル)の輪」を新設した。寄付先の団体を定期的に変更し、食品や衣料品、日用品など募る品を変えながら常設とする。寄付を常時受け付ける設備の設置は、全国のイオンモールで初めて。
イオンモール(千葉市)が、全国の店舗で地域の課題解決に向けた取り組みを推進する一環で、イオンモール高崎では昨年、来店客に家庭で余っている食品を募り、支援が必要な人に届けるフードドライブを実施した。1週間で140キロの食品提供を受けた。
寄付を継続的にできる場を設けようと同ステーションを企画した。寄付の品を届ける車をイメージした県産材使用の寄付箱を設置。“運転席”で子どもが遊べる作りにした。自然と食をテーマに、県内の障害者が描いたアート作品や、ワークショップで子どもたちが木の板に描いた絵を寄付箱に取り付けている。
今月末までは、絵本とおもちゃを募り、県内のNPO法人に寄付する。1~2カ月を目安に、寄付先と対象となる品を変更する。
企画担当の賀銘章さん(27)は「みんなで手を取り合い、地域の助け合いの輪を広めたい」と呼びかけている。問い合わせはイオンモール高崎(☎027-310-9000)へ。
]]>そばをラー油入りのピリ辛のつゆで食べる専門店「蕎麦(そば)とラー油」が2月、群馬県前橋市にオープンした。県産の肉や野菜などを使った、つけ蕎麦やぶっかけ蕎麦を提供する。
飲食業界歴20年の店長、都丸英章さん(45)が県内の温泉施設で1年ほど提供し好評だったというメニューで、前橋中央通り商店街近くに専門店をオープンした。
かつおだしの甘めのつゆに、ピリ辛のラー油を加えたつけ汁が特徴。ラー油の辛さは、辛さゼロという0段階から激辛の5段階から選ぶことができ、標準は3。冷たい汁と温かい汁を選べる。
麺は食感のあるオリジナルの太麺で、中盛り(300グラム)まで無料。カリカリに揚げたガーリック、生卵、天かすが薬味として付く。食べ始めはシンプルに蕎麦を味わい、中盤にガーリックを入れて食感を変え、後半に生卵を加えてまろやかにし、最後は蕎麦湯と一緒に汁を飲み干すのがお薦めという。
地産地消にこだわり本県産の米や肉のほか、蕎麦との相性が良いという高崎市産の十文字ネギや、おつまみには自家製の野菜を使う。
細かく刻んだネギと海苔(のり)でシンプルに食べるつけ蕎麦、ぶっかけ蕎麦はそれぞれ800円。豚つけ蕎麦、低温調理した鶏肉入りの鶏つけ蕎麦(各1000円)、カレーのつけ蕎麦(豚・鶏、各1200円)などがある。
サイドメニューにはミニサイズの親子丼、蒸した鶏肉を特製のタレで食べる香港の屋台料理「ぱっかい飯」(500円)などを用意する。
店内はカウンター4席を含め、計12席を用意する。都丸さんは「他にはない味だと思います。ぜひ食べにいらしてください」と話している。
蕎麦とラー油
住 所 前橋市千代田町4-17-3
時 間 ランチ 午前11時~午後2時半/ディナー 平日 午後5時半~8時半(金・土は 同~午後11時)※日曜はランチのみ
定休日 月曜(祝日の場合は火曜)
電話 090・2489・1979
公式インスタグラム https://www.instagram.com/sobatorayu/
栃木県那須町高久乙の遊園地「那須ハイランドパーク」は4月1日~26日の間、神奈川県在住者を対象にした「県民優待割」を実施する。
那須ハイランドパークは那須高原の大自然に囲まれた、北関東最大級の遊園地として知られる。3歳未満の子どもも楽しめる乗り物から、ジェットコースターなどの絶叫系まで、約40種類もの多彩なアトラクションがそろう。
⇒那須ハイランドパークに新たな屋内アトラクション登場 ミッションは「研究所の恐竜を救え!」
「県民優待割」では、アトラクションの乗り放題が付いた「ファンタジーパスセット」で、大人(中学生以上)を通常6100円から5700円、小人(3歳~小学生)・シニア(65歳以上)を通常4400円から4000円に割り引く。別途、駐車場代(1台1000円)がかかる。
割引を利用する場合は、WEBでチケットを購入の上、当日、窓口でのチケット引き換え時に免許証や学生証を提示する。詳細は那須ハイランドパークの公式ホームページから確認できる。
]]>群馬県安中市の碓氷峠鉄道文化むらは30日、夜のイベント「横川ナイトパーク」を開く。特急「峠の横川ナイトパーク」の運行に合わせ、通常は午後5時までの開園を同8時まで特別営業する。
園内の桜をライトアップするほか、電気機関車EF63の夜間運転体験やイルミネーションで飾り付けられた遊具を楽しめる=写真。キッチンカーの出店もある。
特製けんちん汁(1杯100円)やナイトパーク限定グッズを販売するほか、同4時半以降に入園した小学生以下の子どもに風船をプレゼントする。
問い合わせは文化むら(☎027-380-4163)へ。
]]>群馬県渋川市の伊香保グリーン牧場でヒツジの出産シーズンを迎え、赤ちゃんが相次いで誕生している。小屋の中で赤ちゃんが母親の乳を飲んだり、「メーメー」と鳴きながら元気に跳び回ったりしている。
ヒツジの出産は2月26日に始まり、3月18日までに計65頭が生まれた。今年は双子が多いため、今月末には例年より多い約70頭が誕生する見込み。
ヒツジの赤ちゃんは23日から一般公開と哺乳体験を予定しており、宮崎道代観光事業部長は「かわいらしい姿を見に来てほしい」と話している。
問い合わせは同牧場(☎0279-24-5335)へ。
]]>酪農とチーズ製造販売のデーリィーファーム富士山(栃木県大田原市小滝、高橋雄幸社長)は小売事業に乗り出した。15日、直売所「CS(チーズステーション)」を大田原市中田原にオープン。国内外で高い評価を受けている高橋社長らのチーズ製造技術を強みに、地元の生乳にこだわったチーズを販売し、持続的な酪農経営を目指す。
同社は、那須町のチーズ工房でチーズを製造していた高橋社長と妻ゆかり氏が2022年6月に設立。夫妻は優秀なチーズ職人に与えられるフランスの国際的な称号「ギャルド・エ・ジュレ」を持つ。「チーズ作りのプロ」(高橋社長)として、放牧育成による生乳のチーズを作ろうと会社を立ち上げた。
昨年から大田原市小滝の農地約7.4ヘクタールで、乳牛とヤギの放牧の準備を進めている。県酪農協同組合県北支所だった建物を改装し、チーズを製造・販売する拠点を開設した。
CSは拠点の一角に設けた。当面は地元酪農家の生乳を使い、商品を製造する。提供するのは、フレッシュタイプのチーズ2種やソフトクリーム、フランス郷土料理のチーズを加えたマッシュポテト「アリゴ」。今後、チーズに合う地元の野菜などの販売や、イベント開催も予定している。
高橋社長は「餌によってミルクの味が変わる。牛やヤギに地元の牧草を食べさせ、大田原ならではのチーズとして差異化を図りたい」と話す。4月から乳牛3頭を放牧するといい、地元酒蔵の酒かすを餌に使うことも計画中。地酒を使ったチーズなど、地域の特性を生かした商品開発も進める。
営業時間は午前10時半~午後4時半。木、金曜定休。
]]>ローソンは、“ご当地からあげクン”として「からあげクン 岩下の新生姜味」を北関東と甲信越で発売した。
岩下食品(栃木県栃木市)の岩下の新生姜の刻みタイプを使い、程よい酸味だけでなく、ショウガの風味も楽しめる。
価格は259円。全国各地の食材を使うなどしたご当地からあげクンは、幅広い世代から好評という。
]]>群馬県太田市が出資するビール製造会社、夢麦酒太田(同市飯田町)は19日、地ビールの主軸ブランド「クロア」の缶ビール2種類を発売した。これまでは瓶ビールだけの取り扱いだったが、缶ビールは運搬しやすく、常温で保存できるなど流通でのメリットに考慮した。
2種類ある缶ビールのうち、「クロアトラボルタ」は小麦が原料で苦味が少なくまろやかな味。「クロアアンブレラ」は甘みがある赤色のタイプ。いずれもアルコール度数は5%。
1缶(350ミリリットル)594円。道の駅おおたや市内レストラン、県内スーパーなどで取り扱う。ふるさと納税の返礼品にも活用していく予定。
]]>絵を描くマーカー「コピック」のイラストコンテストで82カ国約4000点の応募から1位に輝いた石井海音(しおん)さん(20)=館林市=の初個展「すなお」が27日まで、群馬県太田市台之郷町の太田アートガーデンで開かれている。緻密なイラストや刺しゅうなど独特な世界観あふれる100点以上の作品が飾られている。
幼少期から絵が好きで、「息を吐くように描いてきた」という石井さん。これまで自身がかわいいと感じる女の子や植物などの題材を扱ってきた。展示では専門学校に通う2年間で描いた多彩な作品を紹介する。
黒色マーカー1本で女の子とさまざまなモチーフを表情豊かに描いた受賞作「繊細」を始め、隅々まで自身の好きなものを詰め込んだカラフルなイラスト、絵や刺しゅうを施した洋服などが空間を彩る。石井さんが会期中に作品を制作していく様子も公開する。
石井さんは「伝えたいことを言葉にするのは苦手」とはにかみ、個展のタイトルには「絵に対しては素直だよ、という気持ちを込めてみた」と話した。
午前11時~午後5時。問い合わせは同ガーデン(☎0276-55-2010)へ。
]]>茨城県筑西市と栃木県茂木町を結ぶ真岡鉄道真岡線の蒸気機関車(SL)の運行30周年を記念した出発式が24日、筑西市の下館駅で開かれた。筑波山などをデザインした記念のヘッドマークを掲げて節目を祝った。
真岡線は下館-茂木間の17駅(41.9キロ)を結び、1994年3月に集客の目玉として「SLもおか」の運行を始めた。現在はC12形が土日曜を中心に運転。真岡線SL運行協議会によると、2023年末までに3973日運行し、乗客数は延べ104万352人に上る。
式典で、同協議会副会長の須藤茂筑西市長は「これからも多くの方にご利用いただき、良い思い出をつくってほしい」とあいさつ。C12形は「出発進行」のかけ声で汽笛を鳴らし、煙を上げながら出発した。
友人と訪れた筑西市の長津洋子さん(68)は「SLが走っているというだけで地域の目玉。これからもずっと走ってほしい」と話した。
]]>足利商工会議所青年部が主催する野外ロックフェス「ASHIKAGA FES.2024」が23日、栃木県足利市の渡良瀬川左岸の北多目的広場駐車場で開かれた。主催者発表で約1200人が来場し、拳を突き上げたり体を揺らしたりしながら演奏を楽しんだ。
フェスは、かつて小中高生のバンド結成などを禁じる「エレキギター禁止令」が出された地に音楽を響かせようと企画された。初回を予定していた昨年は天候不良で中止したため、2年越しの開催となった。
この日は開演後にしばらく雪がちらついていたが、徐々に太陽が顔を出した。会場には三つのステージが設けられ、人気ユーチューバー「TOSHIMITSU」、足利市出身のバンド「fusen」など13組が熱のこもった演奏を披露した。
足利商工会議所青年部音まちプロジェクト委員会の石原祐希委員長(36)は「今日を機に足利が変わる気がする。思い描いていた通りの光景を見られてうれしい」と笑みを浮かべた。
]]>群馬県藤岡市の庚申山総合公園ミニ動物園(森田桂三園長)は22日、新たに入園したインドクジャク3羽を公開した=写真。2022年12月に同園のクジャクが老衰で死んでから、空いたままになっていた飼育舎で鮮やかな大きな羽が披露された。
他の動物園の協力で雄1羽と雌2羽が21日に入園した。雄はまだ落ち着かない様子だが、雌は砂浴びをするなどくつろぐ姿を見せているという。
4月2日から5月6日まで3羽の名前を募集する。飼育スタッフは「たくさんの人に良い名前を考えてもらえたらうれしい」と応募を呼びかけている。
見学は午前9時~午後4時。月曜(祝日の場合は翌日)休み。問い合わせは市都市施設課(☎0274-23-9850)へ。
]]>道の駅まえばし赤城の開業1周年を記念した感謝祭が24日まで、群馬県前橋市田口町の同道の駅で開かれている。23日は小川晶市長と運営会社の町田豊社長があいさつし、1年間で400万人を超える来場者に恵まれたことを感謝した=写真。
小川市長は「道の駅は前橋、赤城山の魅力を知ってもらうための拠点。今後もここから発信したい」と述べた。町田社長は「1周年を迎えられたことに感謝している。前橋の観光や農業にも貢献できるように取り組んでいく」と話した。
同道の駅と東和銀行の連携事業の発表もあった。同行が大学や企業などと立ち上げた「TOWA脱炭素コンソーシアム」の一環で、4月5~7日、企業など4者が同道の駅で環境に配慮した商品などを紹介し、県民が環境問題について考える機会を設けるとした。
]]>栃木県日光市山内の世界遺産・日光二荒山神社は、ことしの干支「辰」にちなんで竜をあしらった御朱印を発行している。
「運気上昇」「金運招福」の文字とともに、2匹の竜を上下に配置したデザイン。ことしは世界遺産登録の節目の年であることから、「日光の社寺 世界遺産登録二十五周年」の文言を記している。
日光二荒山神社の斎藤芳史権宮司は「世界遺産登録の節目の年で、ことしだけの記念の御朱印。運気の上昇を願って、ぜひ手に取ってほしい」と話した。
発行料は1枚500円で、日光二荒山神社の札所で拝受できる。(問)同神社0288・54・0535。
]]>群馬県館林市の春の2大祭り、「館林さくらまつり」と「こいのぼりの里まつり」が23日、市内の各会場で始まった。サクラの開花を前に、ぼんぼりの装飾や風に泳ぐこいのぼりが道行く人の目を楽しませている=写真。
さくらまつりは市内3会場で開かれ、鶴生田川と近藤沼公園の2会場では夜間、ぼんぼりをともす。
こいのぼりの里まつりは、茂林寺川を加えた4会場で開催。一部は市民がデザインしたという、4000匹を超すこいのぼりが揚がる。
鶴生田川会場では午後6~10時までライトアップする。インスタグラムを活用したフォトコンテストや、こいのぼりをモチーフにしたおみくじの販売なども行う。
館林さくらまつりは4月9日、こいのぼりの里まつりは5月10日まで。問い合わせは同市観光協会(☎0276-74-5233)へ。
]]>栃木県壬生町の小菅一弥町長は18日、定例町議会で通町の旧庁舎跡地(約8400平方メートル)の再開発で、民間事業者に貸し出す「民間活力導入エリア」に食品スーパー「たいらや」を運営するエコス(東京都昭島市)が進出することを明らかにした。旧庁舎跡地は2025年度内の完成に向けて新たな「まちなか創生拠点」として整備を進めており、たいらやの進出で街中心部に新たな交流・商業拠点が生まれる。
旧庁舎跡地の再開発は、町が22年度に基本計画を策定し、既存のひばり館を中心とした「公共機能エリア」と、民間事業者に貸し出す「民間活力導入エリア」に分け整備を進めていた。
⇒<栃木・県央グルメ>土鍋ごはん秋の田(壬生)土鍋ごはんランチ 具だくさん、香り豊かに
公共機能エリアには壬生甲の町町民活動支援センター「みぶりん」が移り、1階には町民が利用できるコミュニティーカフェと、起業などを支援するチャレンジショップを開設する。
町はこれまで民間活力導入エリア(約5500平方メートル)の事業者を募集。1月中旬までに応募が2件あり、事業選定のためのプレゼンテーション審査を行った結果、たいらやに決定した。
同店は売り場面積は約1600平方メートル、駐車場は73台分を予定。町は4月にエコス側と基本協定を結ぶ方針。開店は来年5月を目指している。
定例議会で小菅町長は「町中心部は歴史民俗資料館や図書館などの文化拠点。商業施設とコミュニティー施設も含めにぎわいの拠点となることを期待したい」と説明した。
]]>フォークがぐっとくい込んでいく手応えに生地の柔らかさ、ふんわり感が伝わる。米粉から生まれるきめ細かさに地元の薄羽養鶏場の卵の風味、茂木町の美土里農園のとちあいかの新鮮さと食感、滑らかなクリームが一体となる。
「米粉のイチゴシフォンケーキ」(450円)は、「イチゴのリングシュー」(480円)と並び、今の時季ならではのおいしさだ。店主古田土有理さん(42)が「特別なことはなく至って普通に作っています」と笑うのは、丁寧な仕事と確かな腕の裏返しだろう。
もともと道の駅ましこにロールケーキやプリンなどを出していて、昨年春から日曜限定で店を営む。メニューは2、3種類。パフェ、チーズケーキ、ミルクレープ、エクレア、ティラミス…。季節の果物を組み合わせ、常に新たなアイデアをひねる。
テイクアウトに加え、店はカフェにもなっている。6~10歳の3人の子育てをしているだけに「子どもを連れてみんな気軽に集える店」を掲げる。
朗らかな有理さんと、コーヒーを入れる様が絵になる夫和也さん(42)の仲の良さもあり、「日だまり」の店名同様の優しい空気が流れる。
▼メモ 栃木県益子町七井3886の15 2階。基本的に日曜午前11時~午後5時に営業。(問)0285・72・7155。インスタグラムでも受け付ける。
]]>木内酒造(茨城県那珂市鴻巣)の酒を楽しむ東京駅発の日帰りバスツアー「BAR BUS HITACHINO(バーバス常陸野)」が4月にスタートする。先行イベントの美食ツアー「シェフズイン常陸野」が22日、実施された。同社本社で酒蔵を見学した後、敷地内のそば店で一流シェフによる料理がツアー参加者ら約30人に振る舞われた。
シェフを務めたのは、東京・蒲田の名店「初音鮨」大将の中治勝さん。茨城県産の魚や米、わさびを使い、すしを中心にさまざまな料理を披露した。大井川和彦知事も駆け付け、茨城県食材の魅力をPRした。
東京都墨田区から参加した金子達也さん(61)と橋本規弘さん(50)は「木内酒造の酒造りの姿勢を知った上で、食も楽しめるのがうれしい」「酒造りと食、一流のおもてなしを受けることができた」と、それぞれ語った。
バーバス常陸野は、旅行会社タビットツアーズ(同県水戸市)が4月1日に始める。料金は大人2万4800円。バーカウンター付き専用バスで木内酒造の各蔵を訪れ、ビールやウイスキー、日本酒などを飲むことができる。
]]>岩下食品(栃木県栃木市)が運営する栃木市本町の「岩下の新生姜ミュージアム」の来館者数が17日、100万人を突破し、記念セレモニーが行われた。
ミュージアムは2015年6月20日に開館した。販売商品の歴代パッケージを全て展示するギャラリーや新生姜入りメニューを提供するカフェ、公式キャラクター「イワシカ」がダンスする「イワシカちゃんのグリーティング」などがあり、来館者を楽しませている。16年に10万人、19年に50万人を突破している。
セレモニーでは岩下和了社長と、節目の100万人目となった千葉県柏市内の小学生のきょうだいがくす玉を割ってお祝い。岩下社長から記念品として商品やグッズなど26種計46個がプレゼントされた。
岩下社長は「多くの皆さまに愛していただいたおかげ。これからも楽しんでもらえるよう頑張っていく」とあいさつした。
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