矢板北PA、都賀西方PAにスマートIC 東北道、2020年度にも

下野新聞
2016年5月28日

 国土交通省は27日、東北自動車道矢板北パーキングエリア(PA)と都賀西方PA(栃木市)に、スマートインターチェンジ(IC)を整備すると発表した。沿線住民や企業の利便性向上が見込まれる。用地買収などが順調に進めば、いずれも2020年度に開通する見通し。

 さらに同省は北関東自動車道出流原PA(佐野市)についても、スマートIC整備の必要性を判断する準備段階調査に入る。

 西那須野塩原-矢板両IC間は、関東地方で3番目に長く18・9キロある。両IC間に矢板北スマートICが整備されれば、矢板市街地から西那須野ICまでの所要時間は約13分となり、一般道利用より約15分短縮できる。

 都賀西方スマートICは、栃木-鹿沼両IC間に整備される。同区間の距離は、18・8キロと関東地方で4番目の長さ。都賀西方スマートICを利用すれば、栃木市役所西方総合支所付近から鹿沼ICまでの所要時間は約12分となり、一般道利用より約8分短縮できる。

 同省によると、総事業費は都賀西方スマートIC約25億円、矢板北スマートIC約21億円。所在市とネクスコ東日本が負担する。両市とも負担分について、国に財政支援を求める方針。

 両スマートICの新規事業化について、福田富一(ふくだとみかず)知事は27日、「本県観光や産業などの発展に寄与すると期待している」とコメントを発表した。

 斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)矢板市長は「実現に向け第一歩を踏み出したと受け止めている。事業の早期実施に向け最大限の努力をしていきたい」と述べた。

 鈴木俊美(すずきとしみ)栃木市長は「企業誘致の促進やイチゴ、ニラなどの巨大市場への出荷の増大、災害時の安全安心の確保など、さまざまな効果が期待される」とコメントした。

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