「お帰り!那覇便」 2年半ぶり就航 茨城空港でセレモニー

茨城新聞
2016年4月29日

 ゴールデンウイークを前に、茨城空港(小美玉市)で28日、スカイマークの那覇(沖縄)への定期直行便の運航が始まった。茨城-那覇間の直行便は2013年10月末以来2年半ぶりで、茨城空港の那覇路線は経由便と合わせて1日2往復となる。空港内で同日、セレモニーがあり、第1便の出発を見送った。那覇発第1便は29日午前、茨城空港に到着する。
 セレモニーで山口やちゑ副知事は「県立高の8割の修学旅行先となるなど、県民にとって沖縄は身近。沖縄からも多くの人に来てもらいたい」とあいさつ。同社の仙北谷茂執行役員は「スカイマークにとって久々の新路線で力が入っている」と話した。第1便搭乗者への記念品贈呈や、スカイマーク全便で28日に機内販売が始まった木内酒造(那珂市)の「常陸野ネストビール」のPRも行われた。
 直行便のダイヤは、茨城発午後7時(那覇着同10時15分)▽那覇発午前7時25分(茨城着同9時55分)。所要時間は経由便と比べ、茨城発が50分、那覇発が1時間35分短縮される。当面、10月末まで半年間運航し、それ以降は未定という。
 直行便運航に先駆け、ミス沖縄スカイブルーの奥浜安奈さんが同日、県庁を訪れ、「日本一早く海開きした沖縄の透明度の高い海を満喫してほしい」とアピールした。

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