食や催し、魅力満載 日立市観光物産協会、新ガイド本発行

茨城新聞
2016年4月15日

日立市観光物産協会は、同市の魅力をPRするための観光ガイドブック「ひたちのかたち」を発行した。従来のガイドブックに比べ、サイズを小ぶりにし、おしゃれなデザインを採用。写真の使い方にもめりはりを付けてレイアウトした。内容も観光施設だけでなく食や宿泊施設、イベントを盛り込み、市の魅力を総合的に発信するよう仕上げた。

「日立市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げるシティープロモーション事業の一環。サイズはA4版から持ち歩きに便利なB5版に変更。働く市民の真剣な表情や笑顔の写真を数多く掲載した。

明治時代から鉱業や電気機械産業を中心に「ものづくりのまち」として発展した市の歴史も紹介。動物園やレジャーランド、吉田正音楽記念館などがある総合施設「かみね公園」をはじめ、海や山の観光施設と、それらを活用した体験型観光コースをイラストを使って分かりやすく案内している。

食の分野では農・海産物や加工品のほかに、隠れ家的カフェや居酒屋、日本料理店、レストラン、宿泊施設などディープな情報を満載している。

ガイドブックは3万部発行し、日立駅情報交流プラザやかみね公園、観光体験「奥日立きららの里」などの観光施設や宿泊施設、飲食店などで無料配布。同協会では「観光客に市内を周遊してもらえる情報を盛り込んだ。日立らしさを発信できれば」と話している。

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