園児らおでん頬張る 蒟蒻神社で春季例祭 大子

茨城新聞
2016年4月9日

 大子町大子の蒟蒻(こんにゃく)神社で8日、春季例祭が開かれ、関係者らがこんにゃく産業の振興を祈願し、参拝者らに熱々のこんにゃくおでんが振る舞われた。
 例祭は、こんにゃく加工方法を開発して広めるきっかけをつくった中島藤右衛門を祭る本殿に氏子や来賓らが集まり、神事が執り行われた。代表世話人の肥高恒男さん(63)は「大子町からこんにゃくの火を消すことなく、産地発展に力添えを願いたい」と話した。
 境内はこんにゃくおでんのしょうゆだしの香りが漂い、2500本が無料で配られた。近くの大子幼稚園やだいご保育所の子どもたちも訪れ、「おいしい」「こんにゃく大好き」と言いながら、こんにゃくおでんを頬張った。

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