《上州真田》沼田PRへ真田武将隊 市民団体立ち上げ 

上毛新聞
2016年4月9日

ㅤNHK大河ドラマ「真田丸」で関心が集まる沼田市で、市民団体の「上州真田 信之・小松姫プロジェクト」(角田光翼(こうすけ)代表)が、真田家の甲冑(かっちゅう)姿で観光PRをする「上州真田武将隊」を結成した。活動を通して住民の歴史への興味や、地元愛を深めてもらうのが狙いだ。全国で歴史人物をモデルにした武将隊が観光地の魅力アップに貢献しており、真田武将隊は沼田の注目度を高める「武器」となりそうだ。角田代表は「地域の活性化につなげたい。観光地や各種団体のPRに使ってほしい」と話している。

ㅤ同団体は2011年に発足し、沼田ゆかりの小松姫と夫の真田信之、幸村をキャラクター化。関連グッズを販売したり、利根沼田や真田関連地域の企業や公共団体に無償で商用利用してもらうなど、市民レベルでの地元PRを続けている。
ㅤ昨秋は、沼田と真田ゆかりの地をつなげたいと県内外の関係自治体を訪問。各地の情報を集めたポータルサイト「真田ファミリア」を1月に開設した。
ㅤこれまでも、メンバー手作りの武将の衣装で、県内外のイベントなどに参加してきたが、「上州真田武将隊」として、本格的に活動することを決めた。真田家に、家臣、忍者を加え計7人で、演武などを披露していく。メンバーのほか、都内の俳優らが扮(ふん)する。
ㅤ武将隊のモデルとしているのは、全国で先駆的な「名古屋おもてなし武将隊」(名古屋市)。名古屋城でパフォーマンスやガイドツアーを行い、市内外のイベントにも出演している団体だ。同市の観光PRを目的に2009年に結成、10年から1年間の経済効果は約27億円に上ったという。
ㅤ同隊事務局は「武将隊を目当てに来る観光客もおり、名古屋城の来場者数増につながっている。(沼田の武将隊発足は)仲間としてうれしいし、共に盛り上げていければ」とエールを送る。

ㅤ上州真田武将隊は発足第1弾のイベントとして、16日午後3時から、沼田市民体育館で、殺陣師の青山郁彦さん(東京)による殺陣のワークショップを開く。対象は中学生以上で定員30人。参加費3千円。問い合わせは同プロジェクト(0278・77・4473)へ。

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