公共交通でちょい旅を 利用促進協が観光コースガイドマップ作製 宇都宮

下野新聞
2016年4月5日

 【宇都宮】公共交通の利用促進を目指している「県央地域公共交通利活用促進協議会」(会長・森本章倫(もりもとあきのり)早稲田大理工学術院教授)は、公共交通で県央地域を巡る観光モデルコースのガイドマップ「ちょい旅とちぎ」を作製した。木と石やローカル線などをテーマにした5コースを紹介。併せてホームページ(HP)も開設し、公共交通での観光をPRしている。

 同協議会は宇都宮市や鹿沼市、真岡市、益子町など県央3市5町の交通事業者や行政、住民などで組織。公共交通の課題や改善策などを検討している。

 マップはA2判で折り畳み式。折り畳んだまま、コースごとに見開きで見ることができる。モデルコースは宇都宮の大谷資料館や鹿沼の彫刻屋台展示館などを巡る「木と石の旅」や、真岡鉄道やSLなどを楽しむ「真岡鉄道ローカル線の旅」など日帰りできる行程。電車やバス、コミュニティーバスを使った移動方法や所要時間、料金、お勧めの観光スポットやレンタサイクルの情報なども紹介している。

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