「酒蔵レストラン」を限定オープン 那須烏山・島崎酒造

下野新聞
2016年3月15日

 【那須烏山】島崎酒造(中央1丁目)は19、20日に開催する「酒蔵まつり」で、同酒造2階にある「蔵元VIPルーム」を、料理と日本酒が楽しめる1日限定24人の「酒蔵レストラン」として公開する。商談などで使われてきた知る人ぞ知る部屋で、窓越しには坪庭や奥座敷が見える。同酒造は今後、地域活性化にも役立つミニ音楽会などが開催できるサロンとしての活用も検討する。

 島崎健一(しまざきけんいち)社長は同部屋について「那須烏山でのんびりできる新しい空間になれば」と話している。

 現在、酒蔵や店舗がある同酒造の建物は1930年に建築され、かつては島崎家が生活していた。約30年前に改築された同部屋は天井に梁(はり)があり、窓越しには坪庭などが見える。一般の人の出入りはほとんどなく、静かな空間となっている。

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