常陸秋そば 香りと風味、再確認 常陸太田で食味会

茨城新聞
2016年2月18日

常陸太田市産の常陸秋そばの品質を評価する食味会が17日、同市大中町の里美ふれあい館で開かれた。生産者やそば店主らでつくる「市常陸秋そば協議会」(多賀野弘泰会長)の会員ら約40人が参加して、講演会や食べ比べを通して味や知識を再確認した。

同会は常陸秋そばの消費拡大や利用促進を目的に、5年前に発足。そばの生産者、製粉会社、そば店などをはじめ、JA常陸や行政関係者らをメンバーに、官民一体で研究分析やPR活動などに取り組んでいる。

栃木県那須烏山市のそば店「そば夢サロン 梁山泊」の廣木克臣(よしみ)さん、時田典枝さんのそば打ち実演に続き、NPO法人「江戸ソバリエ協会」のほしひかる理事長と東京・豊島区のそば店「菊谷」の菊谷修さんが講演。常陸秋そばについて菊谷さんは「味や風味、香りのバランスが取れた優れた品種」などと評価し、ほしさんは「食文化を盛り上げるには優秀な生産者や料理人、食通やファン、広報活動が連携した構造づくりが必要」とPR展開について助言した。

そばの食べ比べでは、常陸太田市産の常陸秋そばを筆頭に北海道産そばなど4種類について「色」「香り」「味」「こし」「そばらしさ」の5項目を5点満点で評価。同会員らは慎重に味を比較しながら、常陸秋そば独特の香り・風味・甘味を再認識していた。

生産者の一人は「手前みそだが常陸秋そばの素晴らしさをあらためて知った。品質に自信を持って普及拡大に生かしたい」と語った。

多賀野会長は「そばを食べるイベントだけでなく、そばの味を確かめる食べ比べも大事。常陸秋そばが発展していく一つの足掛かりになれば」と話した。

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