秋元家ゆかり槍や具足24点 館林で武器展

上毛新聞
2016年1月28日

江戸時代の武器や武具に焦点を当てた企画展「THE武器展」が7日まで、館林市の第一資料館で開かれている。最後の館林藩主、秋元家にまつわる刀や具足など24点を展示し、来場者の関心を集めている。
武器や武具は戦(いくさ)の道具だった一方で「権威の象徴」としての側面を持つ。会場には徳川家康から秋元家が拝領した「無乃字槍(むのじのやり)」や、同家2代目の秋元泰朝が大坂夏の陣で身に着けたとされる具足など、普段見ることができない資料が並ぶ。
市教委文化振興課の担当者は「今回展示されている資料は館林の歴史的にも大変貴重なもの。郷土に興味を持つきっかけになればいい」と話した。
展示解説会を最終日の7日(午前11時~11時半)に行う。入館無料。月曜休館。問い合わせは同課(☎0276・74・4111)へ。

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