「恋人の聖地」に袋田の滝 若者向け観光スポットへ

茨城新聞
2016年1月14日

NPO法人「地域活性化支援センター」(志垣恭平理事長)が少子化対策を図る「恋人の聖地」に、大子町の袋田の滝が選定された。笠間市の「陶芸の里かさま」に続く県内2カ所目で、町は3月末、観瀑(かんばく)台にハートの形をイメージしたモニュメントを設置。カップルを対象に多くの集客を期待する。

「恋人の聖地」プロジェクトは、プロポーズにふさわしいロマンチックな観光スポットなどを対象に、ファッションデザイナーの桂由美さんや華道家の假屋崎省吾さんらの選定委員会が審査する。

町によると、袋田の滝は季節によって水量が変化。止めどなく流れる水は恋愛の数々の場面であり、水量によって滝の上から2段目にハートに似た形が現れるという。こうした面が評価されたと思われ、滝が選ばれたのは全国初。

今回の選定により、同町で地域おこし協力隊として活動する金属工芸作家、友常みゆきさんにモニュメントの作成を依頼。完成すれば、台座に「恋人の聖地」の銘板をはめ込み、高さ約50センチのモニュメントを、滝が間近に見られる第1観瀑台に設置、除幕式も計画する。

袋田の滝は中高年層の来場は多いが若者は少なく、今後は新たな観光スポットとしての訴求力を高める方針だ。町観光商工課の深谷雄一課長は「水量によっては2段目以外でもハート形ができる可能性がある。恋愛のパワースポットになればいい」と話している。

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