国内初公開のエジプト美術 館林 宝飾品や石碑150点

上毛新聞
2016年1月8日

エジプト文明を象徴する宝飾品や石碑など貴重な美術品を紹介する「古代エジプト美術の世界展―魔術と神秘」が5日、県立館林美術館(館林市日向町)で始まった=写真。王や権力者の墓に納められた約150点が日本初公開されている。3月21日まで。
世界屈指の古代エジプト美術コレクションで知られるスイス・ジュネーブのガンドゥール美術財団の所蔵品。目玉は、ハヤブサや女神といった装飾が施され、ミイラにかぶされていた木製のふた「マミーボード」で、死後の世界での繁栄を神に願う古代エジプトの権力者の宗教思想や来世信仰を浮き彫りにしている。
観覧料は一般820円、大学・高校生410円。

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