新遊具2種追加し再開 大田原市子ども未来館

下野新聞
2022年6月11日

【大田原】遊具追加のため約1カ月休館していた市子ども未来館が10日、再開し、子どもたちはロッククライミングウォールなどの新遊具で遊んだり、走り回ったりして楽しんだ。

追加されたのは高さ3メートル、幅約6メートルのクライミングウォール「どきどきクライム」と、手足を動かして横移動などを楽しむ2種類の遊具で構成する「わくわくチャレンジ」。どきどきクライムは、那須五峰や八溝山といった地元の山が壁面にデザインされている。

信金中央金庫からの企業版ふるさと納税寄付金1千万円などを活用し、市が整備した。

那須塩原市三区町、吉田樹生(よしだたつき)ちゃん(2)は「楽しかった」と笑顔。母真菜美(まなみ)さんは「普段からよく来るので再開を楽しみにしていた。つかむ力が付きそう」と話した。

同館は現在、新型コロナウイルス感染対策としてクール制(1クール1時間半、定員70人)となっている。1日4クールで、各クールの間に清掃・消毒を行う。