雨露しっとり あでやか 宇都宮 ハナショウブ見頃

下野新聞
2022年6月8日

宇都宮市西川田4丁目の県総合運動公園内にある水生植物園で、梅雨を象徴するハナショウブが見頃を迎えた。雨露にぬれた青や紫の花々が園内をあでやかに染め上げ、訪れる人を魅了している。

ハナショウブは、例年5月下旬~7月中旬に開花するアヤメ科の多年草で、花びらの中心から伸びる黄色い筋が特徴。同公園中央エリア管理事務所によると、園内に約2500株が植えられている。今年は例年同様5月下旬に咲き始め、今月中旬ごろまで楽しめるという。

7日は小雨の中でも多くの人が訪れ、写真に収めるなど美しさを堪能していた。宇都宮市緑5丁目、無職小林喜一(こばやしきいち)さん(80)は「いろんな種類があってきれいなので見入ってしまいました」と話した。