那珂川のアユ 解禁 大田原 遡上順調、釣り人少なめ

下野新聞
2022年6月2日

全国有数の天然アユの遡上(そじょう)を誇る那珂川で1日、アユ釣りが解禁された。大田原市黒羽向町の那珂橋周辺には早朝から多くの愛好家たちが訪れ、さおを振った。

那珂川北部漁協によると、那珂川など管内のこの日の釣り客は約600人で、昨年より約200人少なかった。同漁協は「平日であることと、朝の寒い気候が影響した」と推測する。

那須塩原市下永田3丁目、無職宮坂義高(みやさかよしたか)さん(66)は「1時間ほどで3匹釣れた。午前中に釣れるポイントを見極めて、夕方まで楽しみたい」と笑顔で話した。

同漁協は解禁日までに、約46万匹の稚アユを放流するなどして準備を進めてきた。アユは順調に成長しており、天然遡上も多いという。薄井一郎(うすいいちろう)組合長(79)は「(早朝から)70匹釣った人もおり釣果にばらつきがある。これから水温が上がればアユの動きが活発になって期待できる」と話した。