大豆ミート 変幻自在に 幕の内ララ弁 ララカフェ(宇都宮)

下野新聞
2022年5月25日

玄米と大豆ミートを中心に、動物性食品を極力使わない総菜や弁当を提供している自然食品の店「ララカフェ」の看板メニュー「幕の内ララ弁」(1200円)。ヘルシーながらしっかり味の染みたおかずの数々が堪能できる。

こだわりは、県産の玄米と小豆を一緒に炊いて3日以上寝かせた酵素玄米。もちもち食感が特徴で苦みがなく、店内の大半の弁当に使用している。

この日のおかずは唐揚げやサラダなど7品。大豆ミートの唐揚げは、下味のしょうゆやショウガがほんのり香り、特製の梅ダレとも良く合う。脂身がない鶏肉のような食感で、「本当に大豆でできているのか」と信じられないほど違和感がない。

がんもどきやひじきの煮物、キノコマリネにも大豆ミートが使われており、変幻自在の大活躍だ。

人々の健康のための店をつくろうと2011年に開業。客の9割が女性で、「お通じが良くなった」などと好評という。幕の内ララ弁は事前予約制。

吉澤優子(よしざわゆうこ)係長(47)は「内容はそのときにより変えている。好きなおかずがあれば要望に応えることも可能です」と話している。

■メモ 宇都宮市下荒針町3473の23。午前11時~午後6時。月曜定休。イートインスペースあり。(問)028・688・0558。