歴史薫る空間 華やかに彩る 栃木の戸長屋敷 端午の節句飾り

下野新聞
2022年5月3日

【栃木】大平町西山田の市おおひら郷土資料館「白石家戸長屋敷」で、5日の端午の節句にちなんだ飾り物の展示イベント「端午の節句飾り」が行われている。8日まで。

新型コロナウイルスの影響で、イベントの開催は3年ぶりとなった。

会場には、「市大平地域女性の会」が制作した季節の花やこいのぼりをモチーフにしたつるし飾り、かぶと、市貝町の県無形文化財技術保持者だった故2代目大畑耕雲(おおはたこううん)さんが描いた武者絵ののぼり旗が、屋敷を鮮やかに彩っている。

同館の西村浩一(にしむらこういち)さん(69)は「江戸時代から受け継がれる武者絵と現代のつるし飾りのコラボレーションを見ていただきたい」と話している。

午前9時~午後4時半。月曜休館。一般100円。小中学生50円。(問)同館0282・43・8686。