男体山開山で 特製の祈願札 日光二荒山神社 東武ツーリスト 登山受け付けにも

下野新聞
2022年4月26日

【日光】日光二荒山神社と東武日光駅ツーリストセンターは25日の男体山開山に合わせ、登山受け付けとしても活用できる特製の祈願札を作った。願い事をしながら登山を楽しんでもらおうと企画した。

祈願札は縦約20センチ、横約9センチ。昨年定期運行が始まった「SL大樹(たいじゅ)ふたら」のヘッドマークなどがデザインされている。

登山前に祈願事、住所、氏名を書き、登拝門がある同神社中宮祠の受け付けに渡すと、下山後に祈祷(きとう)されたお札が戻ってくる仕組み。登山前の受け付けの際には、同神社のお守りも授与される。

お札に住所や氏名が書いてあるため、登山者名簿への記帳が省略でき、スムーズに登山することができる。

同センターの坪子行昌(つぼこゆきまさ)所長は「祈願札を見て登山時の思いや日光に来たことを思い出し、記念として残してほしい」と話した。

同神社の祈願札受け付けは午前6時~正午。東武日光駅内にあるツーリストセンターでのみ販売する。料金は1800円(登拝料、祈祷料など含む)。(問)同センター0288・54・0864。