丘と空、溶け合う青 ネモフィラ見頃 茨城・ひたち海浜公園

茨城新聞
2022年4月23日

茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園でネモフィラが見頃となり、青色に染まった丘と空が溶け合うような光景が来園者を迎えている。

ネモフィラは北米原産の1年草で、直径3㌢ほどの花を咲かせる。同園によると、みはらしの丘(約4・2㌶)に約530万本が育ち、例年より4日ほど早い今月中旬に見頃を迎えた。22日は午前から青空が広がり、来園者は爽やかな風に揺れるかれんな花を写真に収めたり、丘を散策したりして楽しんでいた。

見頃を迎えた国営ひたち海浜公園のネモフィラ=22日午後、ひたちなか市馬渡

 

家族3人で訪れた三重県四日市市、大塚直樹さん(39)は「見渡す限りの青色の風景に春を感じる」と話した。

同園によると、見頃は大型連休いっぱい続く見込み。