水面に映えるミズバショウ 日光・上三依水生植物園 あすまでプレオープン

下野新聞
2022年4月13日

【日光】上三依の上三依水生植物園で、約1500株あるミズバショウが見頃を迎えている。

今シーズンは雪が多く、例年より開花が遅かったが、3月下旬から咲き始めたため、冬季の閉鎖期間を終え14日までプレオープンしている。

園内にある池の水面には、白いミズバショウの清らかな姿が映り込み、訪れた人を楽しませている。同園は約2万2千平方メートルの園内に300種、約3万本の植物があり、ミズバショウのほかにも、ミスミソウ(ユキワリソウ)やフクジュソウなど早春の花が見頃だ。

茨城県結城市から妻の洋子(ようこ)さん(70)と訪れた海老根隆(えびねたかし)さん(73)は「塩原温泉からの帰り道に立ち寄った。思わぬところできれいなミズバショウを見ることができ、また次の時季に違う花を見に来たい」と話した。入園料は14日までは一般が300円。15日以降は500円。開園時間は午前9時~午後4時半。