八ツ場の水力発電 仕組みをプロジェクションマッピングで 22日から施設を開放

上毛新聞
2022年4月14日

水力発電のPRのため群馬県企業局は22日から、八ツ場ダム(長野原町)直下の八ツ場発電所で、水力発電の仕組みや魅力を映すプロジェクションマッピングの投影を始める。見学者向けに施設を開放し、観光振興にもつなげる。

主要設備のある地下3階の水車発電機室で、壁面と水車などの設備に5分間の映像を投影する。水流などを表現し、水車やドラフト管などの働きを視覚的に理解できる。

同日から金、土、日、月の各曜日と祝日の一般見学が始まる。1日5回で見学全体の所要時間は約30分。当日の見学開始15分前から受け付ける。

経営戦略課は「安全のため歩きやすい靴や服装と、発電所が用意するヘルメットの着用をお願いしたい」と呼びかけている。

問い合わせは県吾妻発電事務所(電話0279-75-2746)へ。