《北毛発 生かせ真田丸(上)》キャラの力で活性化 ゆかりの地結ぶサイトを 

上毛新聞
2015年12月24日

上州真田 信之・小松姫プロジェクト代表 角田光翼さん(33) 沼田市坊新田町

1月10日にスタートするNHK大河ドラマ「真田丸」。舞台の一つとして真田氏の拠点となった沼田や岩櫃(いわびつ)(東吾妻町)が登場するとみられ、地元では期待が高まっている。好機を生かそうと活動に取り組む人たちに聞く。初回は「上州真田 信之・小松姫プロジェクト」の角田光翼(こうすけ)代表。地元ゆかりの2人のキャラクター化を通じて地域活性化を図りたいと力を込める。
―プロジェクト結成のきっかけは。
4年前、利根沼田の萌(も)えキャラをつくろうと有志が集まったのが始まり。高校の同級生がデザインを担当、ビジネスとして関連グッズを販売しながら、衣装を身に着けて各地のイベントに参加、PRしてきた。くじけそうになった時もあったが、大河決定で関心が高まったこともあり、続けられた。
―キャラクターの魅力をどう考える。
圧倒的に訴求力が高い。こと細かに説明するより、キャラクターがあれば印象に強く残る。イベントの盛り上げはもちろんだが、今はネットに登場させればキャ ラが24時間、営業マンの役割を果たしてくれる時代。いかに魅力と話題性の あるキャラをつくり、育てていくかが課題になる。
―信之、小松姫の人物像について。
信繁(幸村)の陰に隠れがちだが、真田家を存続させた信之に対する評価は高い。勇猛さと思いやりを併せ持ったエピソードが伝わる小松姫も、大河ドラマをきっかけにあらためて関心が高まるだろう。仲が良かったとされる夫婦の物語がドラマでどう描かれるか楽しみだ。
―今後の活動は。
ゆかりの地を結ぶ「真田ポータルサイト」を立ち上げる。全国各地の真 田ゆかりの土地に特化し たサイトにしたい。行政では、どうしても地 域ごとの観光情報になりがちだ。利根沼田のP Rはもちろんだが、回遊性を持たせるためにも地域間連携が重 要になる。上田を訪れる観光客に、どうやって沼田 まで来てもらうか。つながる機会をより多く持つことで、相乗効果を生み出していきたい。
「魅力と話題性のあるキャラをつくり、育てていくかが課題」と話す角田さん

【信之と小松姫】信之は信繁(幸村)の兄。明治維新まで続く信州松代10万石の礎を築いた。妻の小松姫は徳川四天王の一人、本多忠勝の娘で、徳川家の養女として嫁ぎ、気丈な性格だったと伝えられている。

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