《まち歩き・里歩き》スタート 赤堀西部スポーツ公園 (伊勢崎市下触町) 冬の公園 光が彩る   

上毛新聞
2015年12月27日

ショウブや桜など四季折々で美しい花々を楽しめるスポットが多い伊勢崎市北部。花を見る機会が少ないこの時季、ひと味違う魅力を探ろうと歩いてみた。
スタート地点にした赤堀西部スポーツ公園は現在、野球場の防球ネットの設置作業が行われている。市によると、今年6月の突風被害でネットが倒壊したため、シーズンオフを待って工事を始めたという。来年2月までの予定なので、春には球場からにぎやかな歓声が響いていそうだ。
公園近くの粕川に架かる飯玉橋のたもとには、こいのぼりの絵が彫られている。春になると地元住民らによって、川沿い約1・5キロに 数百匹のこいのぼりが掲げられる。気持ち良さそうに泳いでいるこいのぼりの 姿を思い描いた。
国指定史跡「女堀」に足を運んだ。女堀は12世紀半ば から後半に開削されたとされる農業用水路で、前橋市と伊勢崎市にまたがり全 長13キロに及ぶ。史跡発掘も進められている。
中間エリア約500メートルの区間は「赤堀花しょうぶ園」としても有名だ。毎年6月には2万4千株ものハナショウブが咲き誇り、紫と白の花のグラデーションが訪れる人を引きつける。
同園隣にある駐車場のあずまやで、猫がゆったりとくつろいでいた。何とも言えないかわいいしぐさと表情に心和ませてもらった。
女堀のある赤堀地区から隣接する波志江町へ向かった。いせさき聖苑前から南に広がる田園風景を眺めると、華蔵寺公園の観覧車がひときわ存在感を放っていた。
住宅街の真ん中で、巨大なシイの木を見つけた。高さ15メートル、根元周り6メートルで、なんと樹齢はおよそ600年らしい。市の天然記念物にも指定されている。葉が豊富に生い茂り、周囲の平穏を見守っているような落ち着きと貫禄があった。
日が暮れるのを待って、「いせさきイルミネーション」が開かれている波志江沼環境ふれあい公園を訪れた。公園は発光ダイオード(LED)100万球による、色とりどりの鮮やかな光に包まれていた。今年で7回目のイルミネーションは、今や伊勢崎の冬の風物詩となっている。25日まで。
沼に架かる波志江ふれあい橋の中央では、子どもたちが「幸せの鐘」を鳴らしてロマンチックなムードを演出していた。母親と2人で初めてイルミネーションを見に来たという同市豊城町の新井柚菜ちゃん(6)=写真=は「楽しかった。観覧車がきれいだった」と、とても満足そうだった。
橋の上から、きれいな光に彩られた公園と、笑顔で楽しむ来場者を見詰めながら、冬ならではの光景に出合えた充実感に浸った。

【コースの特徴】
平たんな6キロ。北関東道の側道などを歩く際は注意を。

【寄り道したら】「うどん処柏屋」 塩ベースでさっぱり
「うどん処柏屋」(伊勢崎市下触町)は、ログハウスの店構えが目を引く。細谷恵示さん(44)が40歳を機に脱サラし、今年3月にオープンした。
定番の各種うどんに加え、この時季お薦めなのがホタテやカキなどの海鮮が入った「海の潮うどん」(880円)=写真。汁はうどんには珍しい塩ベースで、さっぱりした味わいが特徴だ。同じ具材が入った「海カレーうどん」(780円)と、豚肉やキノコが入った「山カレーうどん」(同)も人気だ。
細谷さんは「常 連さんも徐々に 増えてきた。さらに地元に根 付いた店にしていきたい」と話している。
午前11時半~午後2時半。金・土曜と、祝日の前日は午後6~9時も営業。月曜定休。問い合わせは同店(☎0270・75・2200)へ。

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