豊かな自然の色彩150点 高崎市染料植物園収蔵品展

上毛新聞
2022年2月3日

 群馬県高崎市染料植物園の収蔵品展「草木染の美 冬」が27日まで、同園内の染色工芸館で開かれている。「願いを込めた染織品」をテーマに、吉祥文様や自然の色の豊かさを伝える約150点を展示している。

藍染めが盛んだった島根県出雲地方の結婚や、娘に子どもができたときに用意した鶴亀や松竹梅といっためでたい柄の風呂敷、おんぶひもなどを紹介。茶色地を基調に、いろいろな模様が組み合わさったブータンのウールのレインコート「チャカップ」なども訪れる人の目を引いている。

午前9時~午後4時半。月曜と24日は休館。入館料は一般100円。問い合わせは同園(027-328-6808)へ。