自転車の魅力PR 水戸観光協が動画公開 新周遊モデルコースも

茨城新聞
2022年2月1日

レンタサイクルを活用した市内観光を楽しんでもらおうと、水戸観光コンベンション協会は、PR動画「Cycling in Mito」を公開している。ストーリー仕立てで、レンタサイクルで市内の観光施設を巡る内容となっている。コロナ禍で移動手段として自転車が注目され、同協会では新たな周遊モデルコースも設定。自転車ならではの観光の魅力を発信していく。

動画は約2分。2人の女性がレンタサイクルを使い、弘道館や水戸芸術館、偕楽園、千波湖、好文茶屋などを訪れ、楽しむ様子を伝えている。同協会のホームページ(HP)や市公式ユーチューブチャンネルなどで公開している。

同協会では観光レンタサイクルを運営。JR水戸駅南口と北口、千波湖西駐車場の3カ所に貸出所を設置している。レンタサイクルを利用して街中の周遊を楽しめるモデルコースも設定。今回、新たに市内の主立った観光施設を回る「定番おすすめコース」、中心市街地周辺の社寺を回る「水戸の社寺巡り」を設けた。既存コースを含む計4本を同HPで紹介している。

同協会の担当者は「市内は自転車で走りやすく、歴史的、芸術的なスポットも多い。オープンスペースで安心しながら、レンタサイクルを観光に役立ててほしい」と話した。