QRコードで観光案内 茨城・笠間市 カード型パンフ導入

茨城新聞
2022年1月31日

茨城県笠間市は、市内観光案内サイトのQRコードが印刷されたカード型パンフレットを導入した。片面は笠間稲荷神社や笠間つつじ公園など市内スポットの色鮮やかな写真が印刷され、もう片面には観光サイトの案内が英語や中国語など10の言語で記載。同面のQRコードを読み込むことで、全国共通のデザインで展開される観光サイト「JFM(Japan in JAPAN For Municipality)」へアクセスできる。

従来の紙媒体では紙面に制約があるため、情報量が限定され、置き場所や配布機会も限られていた。

導入したカード型パンフレットを通じてアクセスしたサイトからは、観光スポットやコンテンツを写真とともに閲覧できる。Googleマップと連動した観光スポットの位置情報表示や、インスタグラムでのハッシュタグ検索などの機能も備える。しかも、名刺サイズなので携帯しやすい。JR笠間駅の駅前内案内所、市役所本所などで手に入れることができる。

市観光課は「更新される最新の情報を発信できるほか、閲覧効果が計測できるなどのメリットがある。観光案内の新しい形として利用していただければ」と呼び掛けている。

問い合わせは同課(電)0296(77)1101。

JFMの笠間観光案内サイトのアドレスはhttps://city.japanin.jp/kasama