現美展入館者数が3000人を突破 茨城県近代美術館 30日まで

茨城新聞
2022年1月26日

水戸市千波町の茨城県近代美術館で開かれている「第12回現美展(現代茨城作家美術展)」の入館者数が23日、3千人を突破し、ひたちなか市の会社員、堂野前貴子さんに、出品作家から記念品が贈られた。

堂野前さんは午前11時ごろに来館。3千人の節目に当たり、拍手が起こると、「声を掛けられびっくりした」と笑顔で語った。同展では入館者千人ごとに、出品作家による記念品を用意している。彫刻家で県美術展覧会長の能島征二さんのペーパーウエートのほか、今回は洋画家、町田博文さんから水彩画が贈られた。

主催者や関係者に囲まれた堂野前さんは、「県美術展覧会にも足を運んでいたので、すてきな作品があるのではないかと楽しみにして来た。頂いた絵画はリビングに飾りたい」と話した。会期は30日まで。月曜休館。