夜空に浮かぶ“希望の光” 那珂川 馬頭商店街でイベント

下野新聞
2022年1月11日

 【那珂川】馬頭地区中心部の夜を鮮やかに彩る「光のイベント」が9日夕、馬頭商店街で開幕し、オープニングセレモニーで色とりどりのスカイランタン100個が夜空に浮かんだ。

 イベントは商店街関係者や国登録有形文化財を活用した宿泊施設「飯塚邸」、同施設を運営する大田原ツーリズムが主催。町一丸で新型コロナウイルス禍の日本に希望の光を届けようと昨年初めて開かれ、2年目を迎えた。

 夕暮れから午後8時まで、商店街の沿道500メートルをあんどんやちょうちん、和傘などで華やかにライトアップ。セレモニーで発光ダイオード(LED)を仕込んだランタンが一斉に舞い上がると、観客はカメラやスマートフォンのシャッターを盛んに切っていた。

 会場近辺では町商工会による疫病退散を願う花火が20分間にわたり打ち上げられ、開幕を盛り上げた。

 ライトアップは2月6日のイベント最終日まで毎夕行う。同5日午後5時半からのクローズイベントでランタン300個を放つ参加者を募集中。参加費3千円(商店街で使える商品券2千円分を含む)。(問)飯塚邸0287・82・7551。