万華鏡のような空間 足利工業高生が制作、展示

下野新聞
2022年1月11日

 【足利】足利工業高の生徒が制作した光と鏡の空間「LEDミラーハウス」が2月3日まで、通3丁目の足利商工会議所1階市民ギャラリーに設置されている。

 冬場の観光誘客につなげようと、同商議所が同校に協力を呼び掛け、電気システム科の2年生4人が制作。床面積は畳約2畳分、高さ2・3メートルの7角柱の空間にミラーシートと発光ダイオード(LED)テープを貼り、万華鏡の中のような空間を演出した。

 制作メンバーの久保島彩月(くぼしまさつき)さん(17)は「天井の装飾を多くして、足元からきらきらを楽しめるよう工夫した」と話していた。

 会場には、同校の紹介パネルを展示。新型コロナウイルス禍で昨夏中止した1日体験学習の代替となるよう、多くの中学生の来場を呼び掛けている。

 ミラーハウスの入場は無料。午前10時~午後5時。15、22、30日の午前10時~午後2時は生徒が講師を務める「LEDランタン製作ワークショップ」が行われる。材料費500円。(問)同商議所0284・21・1354。