清楚に冬彩る 栃木・清水寺でロウバイ見頃

下野新聞
2022年1月7日

 【栃木】大平町西山田の清水寺(せいすいじ)で、ロウバイが見頃を迎えている。甘い香りの黄色い花が境内を彩っている。

 境内の参道や駐車場に約200株のロウバイが植えられている。同寺が冬でも花を楽しんでもらえるよう、2007年に地元住民らと植え始めた。

 同寺によると、10日ほど前に開花。2月上旬まで楽しめるという。6日朝は冷え込んだ中、訪れた参拝客らが足を止めてロウバイに見入っていた。

 ハイキング中に立ち寄った東京都台東区、僧侶吉田光恵(よしだみつえ)さん(52)は「清楚(せいそ)な花。気持ちいい香り」と話していた。