野木のコメで吟醸酒 町内酒店長が企画、完成 町、ブランド化し活用へ

下野新聞
2021年12月28日

 【野木】町内産のコメを使った初の日本酒が完成し、このほど「野木きらり」の商品名で販売が始まった。丸林の「まるや酒店」店長の高橋淳(たかはしじゅん)さん(44)が「町民に親しまれるお酒を造りたい」と企画し、2年前から酒蔵などと準備を進めてきた。町は今後、野木ブランドへの認定やふるさと納税の返礼品としての活用を検討していく。

 野木きらりは、野木の認定農業者小林剛(こばやしたけし)さん(52)が生産した食用米「とちぎの星」を使った純米吟醸酒。フルーティーな香りに加え、コメの味をしっかりと感じることができ、すっきりとしたきれの良さが特徴だという。「酒米ではなく、親しみのある食米を使用した」と高橋さん。醸造した西堀酒造(小山市粟宮)の西堀和男(にしぼりかずお)社長は「とちぎの星の特徴を十分に醸し出すことができた」と強調する。

 商品名は会員制交流サイト(SNS)などで募集した。町が掲げる「小さくてもキラリと光るまちづくり」を連想できることから決定した。

 高橋さんらはこのほど町役場を訪れ、商品の完成を報告した。真瀬宏子(ませひろこ)町長は「『きらり』という名前もラベルのデザインも素晴らしい。本当にありがたい」と話した。

 720ミリリットルで2200円。購入は同店のほか、町内のスーパーやコンビニ、関連サイトの通信販売などで可能。(問)同店0280・56・2169。

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