道の駅に肉料理新店舗 地産地消メニューが柱 市貝

下野新聞
2021年12月22日

 【市貝】芳賀町に今夏開業したハンバーグ料理中心のテークアウト専門店「おやじのハンバーグ」が市塙(いちはな)の道の駅サシバの里いちかいに「おやじのハンバーグ LF(ローカルフード)いちかい」を開店し、18日に営業を始めた。町内産牛肉を使う地産地消メニューが柱で、同道の駅は「ごはんもの」の出店による集客力向上に期待している。

 ここ数年間、使われずに空いていた食品加工施設跡に同道の駅が誘致した。

 経営する鶴見義治(つるみよしはる)さん(64)は今年6月、芳賀町祖母井(うばがい)南3丁目に「おやじのハンバーグ」を出店したが、道の駅には広い駐車場と飲食スペースがあることから、同所に軸足を移すことにした。芳賀町の店は当面休業する。

 刈生田(かりうだ)のJETファームで生産される交雑牛銘柄「栃の木黒牛」を使った「いちかいチカラめし」「いちかい肉吸い」「いちかいデミ丼」などのほか、とちぎ和牛を使ったメニューや芳賀町のとちぎ食肉センターで食肉処理した豚肉を使うメニューなど約50種を用意した。

 同道の駅の横山伸二(よこやましんじ)支配人は「現在営業する飲食4店とメニューが重ならず、弁当にもなる」と、集客増に期待している。営業時間は午前9時半~午後6時半。木曜定休。電話予約も受ける。(問)同店0285・81・5825。

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