華やか電飾10万個 茨城・鉾田の根本さん

茨城新聞
2021年12月25日

イルミでまちを明るく-。茨城県鉾田市子生で恒例のイルミネーションが今年も始まった。実施しているのは観光バスを運行する「昭和観光」会長の根本昭さん(68)。今年で6回目を迎え、同社事務所や周辺を彩る電球の数は「10万個以上は確実」(根本さん)。週末には県外から訪れる人もあり、冬の風物詩として人気を集めている。設置は来年3月ごろまで。

今年は、SLやサンタクロースなどのオブジェに加え、足元にパンジーや葉ボタンの植木鉢も添えて華やかさを演出した。

根本さんがイルミネーションを始めたのは「まちを明るくしたい」との思いから。国道51号から見える場所に設置されているためか、ドライバーや家族連れが次々と訪れるようになり、毎年11月になると「イルミネーションはいつから始まりますか」との問い合わせが多数寄せられるほどの人気スポットとなった。

見学後に市内で食事する人もあり、経済効果も出ているという根本さん。「毎年楽しみにしてくれる人がいる。今後も続けていきたい」と話している。

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