黒地に紅梅、早春の彩り 水戸で新梅大使、振り袖披露

茨城新聞
2021年12月16日

2022年の「水戸の梅大使」が着る振り袖が出来上がり、水戸市柳町の竹隈市民センターで8日、お披露目された。黒い地色に、早春の訪れを感じさせる紅梅がちりばめられ、重厚感のある仕上がり。梅大使6人は華やかな振り袖を身にまとい、写真撮影などに臨んだ。

6人は初代「水戸の梅むすめ」から数えて60代目。今月6~10日に研修を行い、来年1月4日に高橋靖市長らを表敬訪問して初仕事となる。2月11日から開幕予定の水戸の梅まつりをはじめ、市の観光振興やイメージアップに貢献する。

この日は、着物の着方や和服に合わせたメークを学び、梅まつりのパンフレットなどに使う写真を撮影。土浦市の大学1年、高槌七海さん(19)は「赤と黒と金のコントラストが映えるのが振り袖の好きなポイント。皆さんと協力しながら、水戸の魅力を精いっぱい伝えられるよう頑張りたい」と笑顔を見せた。

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