まろやかな味わい人気 鍋焼きうどんみそ味 古民家カフェびーどろ(日光)

下野新聞
2021年12月10日

 日光市内の山間部にある「古民家カフェ びーどろ」。寒さが増すこの時季、リピーターにも好評の一品が秋冬限定の「鍋焼きうどん みそ味」だ。

 合わせみそにニンニク、調味料をすり鉢ですり合わせ、だし汁で仕上げたスープが絶妙で、コクのあるまろやかな味わいが後を引く。太めのうどんと一緒にホタテ、鶏肉、温泉卵、シメジ、ニラ、白髪ネギもトッピングされ、ミニサラダも付いてボリューム満点。キムチや自家製米のご飯を追加注文する人も少なくない。

 マネージャーで東京都世田谷区在住の八木澤由貴子(やぎさわゆきこ)さん(48)は「地元の人にも親しまれている人気メニューです」と話す。

 店は2019年7月にオープン。都内で商社を一緒に営む八木澤さんの夫英昌(ひでまさ)さん(48)の実家をリノベーションした。築約100年を物語る大きな梁(はり)や神棚などが残る計26畳の和室と縁側にテーブルやソファなど18席がゆったりと並ぶ。趣のある和モダンの空間でカレーやハヤシライス、かき氷なども通年で味わえる。

 八木澤さんは「田舎のおじいちゃんちに帰ってきたような感覚で、時間を忘れて非日常を味わってもらいたい」と話す。

 ■メモ 「鍋焼きうどんみそ味」ミニサラダ付きは990円▽日光市瀬尾2943▽営業時間 午前11時~午後4時(ラストオーダー3時半)▽定休日 水、木曜(12月27日~1月7日は休業)▽(問)070・7467・1126。

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