新たな地酒「那須八汐」 横倉本店、13日発売 製造は森戸酒造

下野新聞
2021年12月9日

 酒類卸の横倉本店(宇都宮市問屋町、横倉正一(よこくらしょういち)社長)は13日、日本酒の新商品「那須八汐(やしお)」を発売する。同社が企画・開発し、森戸酒造(矢板市東泉、森戸康雄(もりとやすお)社長)が製造する。

 本県の県花で、那須地区や矢板市などで広く群生する「やしおつつじ」から命名した。横倉本店は1994年から日本酒「那須乙女」を販売してきた。しかし製造を依頼していた蔵元が今年3月、別の企業へ事業を譲渡したため、販売がストップし、那須の名前を冠した日本酒の新商品を企画した。

 ラインアップは4種類で、まろやかな口当たりと切れの良さが特徴という「手造り本醸造」は容量720ミリリットルで1397円、「清涼旨口」は720ミリリットルで1056円。300ミリリットルの特別純米酒は598円。デニム生地の袋に入った300ミリリットルの2本セットは1630円。

 道の駅しもつけ(下野市)や那須ガーデンアウトレット(那須塩原市)のショップなどで販売する。同社は「那須地区の土産物としたり、自宅で味わったりしてほしい」としている。

地図を開く 近くのニュース