田園の冬の夜 彩る  市貝 続谷地区でイルミ点灯 「サシバのサッちゃん」も登場

下野新聞
2021年12月7日

 【市貝】続谷(つづきや)地区のビオトープと芝生の広場で5日、田園の冬の夜を彩るイルミネーションの点灯が始まった。2年ぶりに点灯式も行われた。来年1月下旬まで。

 ビオトープと芝生の広場は広さ約1200平方メートル。「貝ヶ丘郷づくりの会」「続谷里づくりの会」の地元有志2団体が協力し、発光ダイオード(LED)電球を飾り付けた。メインの縦4・5メートル、横7・2メートルのボードには町マスコットキャラクター「サシバのサッちゃん」が光で描かれる。

 新型コロナウイルス禍で2年ぶりとなった点灯式には、地元の関係者や親子連れら約30人が集まった。カウントダウンで色とりどりの光が一斉にともると「わーっ」と歓声が上がった。

 同所、小学5年高徳柚姫(たかとくゆずき)さん(10)、同1年葵(あおい)さん(7)姉妹は「とってもきれい」と声を弾ませ、母親の会社員寿江(としえ)さん(36)は「地域に活気が出る」と喜んだ。