遊びも健康づくりも 宇都宮・宮原運動公園 芝生の遊具広場オープン

下野新聞
2021年12月3日

 【宇都宮】市は、陽南4丁目の宮原運動公園に芝生の遊具広場を整備した。子どもから高齢者までの幅広い世代で活用してもらおうと、ブランコなどの子ども向け遊具のほか、前屈ボードやストレッチベンチなどの健康遊具も設置した。

 同運動公園は既存設備の老朽化などのため、市が2017年度から再整備している。遊具広場は約9240平方メートル。かつてバレーコートと弓道場があった場所に設けられた。20年12月に着工し、今年の10月下旬に完成。11月中旬に供用開始した。整備費は約1億9600万円。

 広場には、園路沿いに健康遊具8基を配置。芝生の上には子ども用遊具7基が置かれている。噴水も整備し、夏季に稼働させる予定。一部のベンチは、かまどに代用できるものとし、災害時に備える。

 生後11カ月の長男和來(あいき)ちゃんと訪れた大和3丁目、会社員野間怜加(のまれいか)さん(24)は「毎日のように来ている。小さい子どもでも親と一緒なら遊べるのでありがたい」と話していた。

 同運動公園では22年度から、野球場の整備が予定されている。

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