紅葉照らす あんどん200基 茨城・旧古河城出城堀跡 4、5日も

茨城新聞
2021年12月1日

茨城県古河市中央町の旧古河城出城堀跡で、モミジなどを光で彩る「夢あんどんと紅葉狩り」が27、28の両日開かれ、家族連れたちがあんどん約200基とライトアップで幻想的に照らされた木々の紅葉に見入った。

紅葉がライトアップとあんどんの光で彩られた旧古河城出城掘跡=古河市中央町

 

2019年度以来、2回目の開催。情緒ある秋の風景を楽しんでもらおうと、出城跡にある古河歴史博物館が主催した。あんどんの一部は、近くの市立古河第一小学校の3年生が制作し、側面に秋の季語を入れた俳句と、落ち葉やサンマ、栗などの絵を書き入れた。

明かりは午後5時前に点灯。会場にあるあずまやで同市高野のピアニスト、菊池緑さん(60)の演奏や出店も行われた。

同館の担当者は「秋の風景と芸術、食を一度に楽しんでもらえたら」と話している。12月4、5の両日も行われる。問い合わせは同館(電)0280(22)5211。

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