食事券で飲食店応援 茨城・鹿嶋市商工会 12月から 各店60枚

茨城新聞
2021年12月1日

新型コロナウイルスの影響を受けた飲食店の販売促進を図ろうと、茨城県鹿嶋市商工会の飲食店応援事業「食べて、もらって、また食べて」が12月1日から始めた。取り組み加盟店で千円以上の食事をすると、その場で「鹿嶋 冬のお食事券」が配布される。配布は各店先着60枚でなくなり次第終了。

食事券の配布は、市内の加盟店100店で実施する。加盟店で千円以上の食事をすると、次回から利用できる500円分の食事券1枚が店から配布される仕組み。配布された食事券は全ての加盟店で利用可能。利用は来年1月31日まで。

地域経済の活性化を目的にした商品券はこれまで、主に郵便局で購入する仕組みだった。今回は飲食店で直接配布されるため、利用者の手間を省ける。市商工会の担当者は「飲食店に2回は足を運ぶことにつながる。飲食店をみんなで応援できればうれしい」と話した。