模型ファンが自慢の作品展示　新拠点開設　茨城・大洗

模型作りなどを趣味とするホビーファンが自慢のコレクションを展示できる「SHOWCASE　OARAI」が、茨城県大洗町磯浜町の大型ショッピングセンター「大洗シーサイドステーション」にオープンした。ガラス製のレンタルショーケースを、大中小の50基用意している。

ショーケースの利用料金は6カ月契約で大6千円、中3600円、小2400円。一番大きいサイズは幅80センチ、奥行40センチ、高さ162センチで、下段にはストックボックスとしても利用できるスペースがある。

模型だけでなく、本やフィギュアなどのコレクションも飾ることができる。営利目的でなければ、会員制交流サイト(SNS)のアカウント情報などを書いたカードも一緒に展示することもできる。展示品を鑑賞しながら、ゆったりと過ごせるよう店内に机や椅子なども配置した。

同日のオープニングセレモニーでは、アドバイザーなどを務めたライターの中村公彦さんや軍事評論家の岡部いさくさんらがテープカットで祝った。

運営会社Oaraiクリエイティブマネジメントの常盤良彦代表は「家では何かと肩身の狭い趣味人が語り合える場や、大洗散策の休憩にぜひ使ってもらえれば」と期待を寄せている。