本県ブランド勢ぞろい クラフトビール味わって 宇都宮 あすから「宮カフェ」

下野新聞
2021年11月17日

 【宇都宮】個性豊かな地元のクラフトビールを紹介する「とちぎのクラフトビール展」が18日から、江野町の宇都宮アンテナショップ「宮カフェ」で開かれる。本県が全国有数のビール麦生産量を誇ることから、作り手のこだわりが詰まった県内のビールを紹介しようと宇都宮ブランド推進協議会が企画した。12月30日まで。

 イベントを企画したファーマーズ・フォレスト第一エリアグループ総支配人の田代賢一(たしろけんいち)さん(43)は「新型コロナウイルス禍だからこそ、地元のおいしいものを発掘できるチャンス。自宅やお店でクラフトビールを楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 宮カフェ2階では、ろまんちっく村ブルワリーや那須町の那須高原ビール、小山市の808ブルワリーなど県内8ブルワリー(ビール醸造所)についてパネルや新聞記事で紹介する。

 併設のビアバー「宮のクラフト酒場」では生ビールと地元食材を使ったおつまみが提供されるほか、1階「アットミヤ」で販売される地元ブルワリーの瓶・缶ビール(20種類以上)も味わうことができる。

 また初日の18日夕には、向かいのオリオンスクエアで「一晩だけのワイン村」や、うつのみやイルミネーション点灯式も行われる。

 瓶・缶ビールの購入や展示は、宮カフェの営業時間(月~木曜は午前10時~午後5時、金、土曜は午後9時半まで、日曜は同7時まで)に準ずる。「宮のクラフト酒場」は金、土曜のみオープン。最新情報は宮カフェのホームページで確認できる。(問)宮カフェ028・666・8938。

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