昔ながらの懐かしい味 コロッケ・ハムカツ弁当 4丁目のコロッケ屋さん(小山)

下野新聞
2021年11月13日

 コロッケ・ハムカツ弁当(475円)は、ジャガイモとひき肉、タマネギを使ったシンプルなコロッケとハムカツが主役。米は小山市生井地区産。熱々の揚げ物が食欲をそそり、地域で長年愛される昔ながらの味に懐かしさを覚える。

 「4丁目のコロッケ屋さん」は1964年創業。店長関口勝敏(せきぐちかつとし)さん(60)の父豊次(とよじ)さん(89)が、コロッケなどの食料品を扱う「関口食品店」を開業したのが始まり。

 関口さんが弁当の店やス-パーで20年ほど修業した後、95年に現在の店舗に建て替えてオープンした。関口さんの子どもの時のあだ名が「コロッケ屋」だったことから、この店名に決定した。

 揚げ物を中心におかずや弁当を取り扱い、手作り、作りたてを徹底している。関口さんは「保存料などは一切使っていない。コロッケは味を濃いめに作っているためソースを使わないで食べる人も多い」と話す。

 弁当は20種類以上あり、どれもお手頃な価格で満腹になる。コロッケ(75円)やハムカツ(同)など単品での購入もできる。手作りのギョーザも人気だという。冬期限定でモツ煮も用意している。

 ▼メモ 小山市間々田1651の6。午前10時~午後1時半、午後4~6時半。売り切れ次第終了。月曜、第3火曜定休。予約可。(問)0285・45・0607。

地図を開く 近くのニュース