歴史的建物に絵画 茨城・桜川の真壁地区 子どもたちの122点 12月1日まで

茨城新聞
2021年11月22日

歴史的な建造物に子どもたちの絵画を展示する展覧会「第10回まかべ町なか美術館」が、茨城県桜川市真壁地区で開かれている。展示会場は、主に重要伝統的建造物群保存地区を中心とした建造物18カ所で、街歩きをした鑑賞者に街並みの素晴らしさを再発見してもらう狙いがある。同地区の歴史的建造物を生かした街づくりを進める市民団体「ディスカバーまかべ」の主催。入場無料。12月1日まで。

飾られた作品は、市立桃山学園、桜川中、樺穂小の児童生徒の絵画122点。テーマは自由だが、同地区の歴史的建造物を描いた作品が約半数を占める。

展示会場は、①安達家②稲葉米店③出川薬局④根本米店⑤村上書店⑥増田酒店⑦伊勢屋旅館⑧鶴屋(潮田家)⑨阿波屋(石塚家)⑩白川菓子店⑪松村家⑫藤屋履物店(三輪家)⑬仲町休憩所⑭斎藤商店(お茶店)⑮しまやタバコ店⑯高橋一雄商店⑰大木屋本店⑱旧郵便局-の計18カ所。

ディスカバーまかべの吾妻周一会長(68)は「特に子どもたちとその家族に街を歩いてもらい、街並みの良さや歴史の深さを改めて実感してもらえれば」と話している。

問い合わせは吾妻さん(電)0296(54)1038。

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