コロナ収束、ツリーにともす児童の願い 茨城・石岡 14日まで

茨城新聞
2021年11月7日

新型コロナウイルスの収束を願って市内の小学生が絵や言葉を記した3210個のペットボトルをまとった19基のイルミネーションツリーが、茨城県石岡市総社の常陸国総社宮の参道にお目見えした。

石岡商工会議所青年部(高木陽介会長)が企画。夏に計画したイベントで披露する予定だったが、新型コロナの感染拡大で中止となり、仕切り直して実施した。同青年部の呼び掛けに応じた市内の小学校16校の児童が参加。ツリーはいずれも高さ約2メートルほどで、ペットボトルを張り付け、中から発光ダイオード(LED)の明かりがともっている。

4日夜に行われた点灯式には谷島洋司市長や石崎雅比古宮司が出席。代表の児童がスイッチを押すと、漆黒の中にさえた明かりが一斉にともった。高木会長は「コロナ禍の中で子どもたちに思い出に残ることをしてあげたかった。笑顔になってもらえれば」と話した。

設置は14日まで。毎日午後4~9時に点灯する。

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