期待の定期運行“出発” 東武日光駅発着「SL大樹ふたら」 とちぎの秋 車窓から

下野新聞
2021年10月17日

 【日光】東武鉄道は16日、東武日光駅発着の「SL大樹ふたら」の定期運行を始めた。東武鬼怒川線ではSL大樹が毎日運行しており、日光地域での定期運行も行うことで「SLの走るまち日光」としての地域活性化を目指す。

 「ふたら」は昨秋から団体専用臨時列車として月1回程度運行していた。今後は平日を中心に定期運行を行う。今月の運行日は18、22日、25~27日、29日。駅窓口や公式サイトで座席指定券が購入できる。

 この日は午後0時半すぎ、ふたらが同駅を出発。地元の女将(おかみ)や同社社員らが見送った。同駅の阿久津孝行(あくつたかゆき)駅長(58)は「より多くのお客さまに利用してもらえる機会が増えた。ぜひ日光に足を運んでもらい、自然や文化遺産を見て、ふたらにも乗車してほしい」と話した。

地図を開く 近くのニュース