ミーアキャット子どもすくすく 桐生が岡動物園

上毛新聞
2021年10月27日

 桐生市の山田製作所桐生が岡動物園で7月に生まれたミーアキャットの子ども3匹がすくすくと成長している。現在は体長10センチほどで元気に動き回り、見た目や性格にも特徴が出てきている。

 3匹は同園で飼育している雄の「でこぽん」(7歳)と雌の「いよかん」(7歳)の間に生まれた。同28日に出産を確認し、母親と姉の「ゆず」(2歳)が交代しながら育児をしてきた。性別は不明で、愛称は「かぼす」「だいだい」「れもん」とそれぞれ付けた。

 生後4日で家族みんなが子どもたちを寝室から外へ連れ出す姿が観察できたという。

 同園は「ミーアキャットは家族みんなで子育てをするので、そういった姿も見ていただける」としている。

 このペアでの出産は3例目となり、順調に成長していることから正式発表した。同園では計10匹を飼育。両親がかんきつ類にちなんだ愛称のため、子どもたちには同様の愛称を付けている。(千明良孝)