山肌彩るモザイク模様 【2021 とちぎ紅葉めぐり】奥日光・金精峠

下野新聞
2021年10月8日

 奥日光と群馬県を結ぶ金精道路(国道120号)の金精トンネル付近で、紅葉が見頃を迎え、色づいたカエデやツツジが山肌を鮮やかに染めている。

 7日は曇り空となったが、多くの車が金精道路を行き交った。観光客らは駐車場や道路脇に車を止め、山肌の様子を写真に収めたり、湯ノ湖などを見渡せる景色を楽しんだりしていた。

 夫婦で訪れた佐野市下彦間町、自営業小野善男(おのよしお)さん(71)は「毎年、紅葉シーズンで本格的に混み始める前に来ている。赤と緑の葉のコントラストがきれいですね」と笑顔で話した。

 日光湯元ビジターセンターによると、金精峠の紅葉は今月中旬ごろまで楽しめる見込みという。

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