通学路飾るヒガンバナ さくらの東輪寺

下野新聞
2021年9月22日

 【さくら】「東国花の寺百ケ寺」に指定され、広島原爆の残り火をともし続けている鹿子畑(かのこはた)の東輪寺で、ヒガンバナが見頃となった。

 ヒガンバナは約20年前から、通学する児童らに観賞してもらおうと、球根を植えながら育てている。寺南西の道路沿いでは、幅3~4メートル、長さ約140メートルにわたって群生している。

 人見照雄(ひとみしょうゆう)住職は「ピークを過ぎた所もありますが、あと1週間ほどは大丈夫でしょうか」と話していた。12月に入ると、70本あるロウバイが花を付けるという。

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